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持ち歩きできるBluetoothキーボードで打ちやすいものは何か?〜エンターキーが大きいものが実は良いと思った

モノを語る
「いらすとや」さんより

タブレットを持ち歩いて、外出先で長い文章を打ちたいと思うことがあるのですが、そういう場合は、物理キーボードを使いたいです。そういう用途向けに、持ち歩きに便利はコンパクトな Bluetooth 接続のキーボードが多く販売されています。

私も購入して時々使いますが、いつも何か打ちにくさを感じていました。最近、ようやくその原因がわかって、解決することができました

一般的なコンパクトキーボードでよく見かけること

折りたたみタイプをはじめ、様々なコンパクトキーボードが発売されている。

あまりにキーが小さいと打ちづらい

これはよく言われることですね。キーに指を置いた時に、となりのキーに触れてしまいす。なので、あまりにコンパクトすぎるキーボードを使うと、快適な入力はできなくてかえってストレスになっていまします。

キーボードの宣伝文句をみると、よく「キーピッチが〇〇ミリあります」「セパレートボタンです」とかを見かけますが、それだけではなく、キーそのものも大きさもやはり影響します。私なんかは指が太いほうなので特にそうです。

配列が英語配列

日本語を入力するときは、ローマ字入力なので文字を入力する分には問題ないですが、記号については特にそうです。

例えば「@」マークの位置は英語配列だと数字の「2」のところだったりします。慣れるのに時間がかかります。

昔は iOS や Android 側が英語配列しか対応していなかった時代もあり、どうしようもなかったですが、今では日本語配列にも対応しています。

ただ、売られているキーボードが海外メーカー製のものだと英語配列のものがまだまだ多いので注意が必要です。

一部のキーがさらに小さかったり特殊配置になる

エンターキーに近いキーは記号が多いですが、それらはふつうの文字キーに比べてさらに小さかったり、配置が特殊だったりします。コンパクトにレイアウトするためには仕方がないことかもしれません。

文字に比べると打つ頻度は少ないとは思われますが、気になる人は気になってしまいます。

打ちづらさを感じる原因はエンターキーの大きさにあった

以上のことは多分に慣れの問題もあるので、私にとっては大きな問題ではありませんでした。

で、Amazon でユーザー評価の高いキーボードを購入して使っていたのですが、私の場合、どうしてもしっくりこないので「なんでだろう?」と疑問に思っていました。

よくよく観察してみたら、原因がわかりました。

それは、

エンターキーが小さい

なぜか最近まで気が付きませんでした。

なぜコンパクトタイプのキーボードを打ちづらいと感じるのか。

それはエンターキーがスムーズに押せていなかったのです。

なぜエンターキーが打ちづらさの原因なのか?

ご存知のとおり、エンターキーは文字の変換や改行するために押します。そのため、文章を打つときにエンターキーを押す頻度は相当に高いです。

多くのコンパクトキーボードだと、エンタキーが下の写真のようになっています。

Amazonで見かけるEWINの折りたたみキーボード
エンターキーの縦幅がキー1個分。よく見かけるタイプです。

縦幅がキーボタン1個分しかありません。これは英語配列キーボードだからという理由がまずあります。

ふだん仕事ではデスクトップPCとかノートPCを使用しますが、それらのキーボードはエンタキーの縦幅はキー2個分あります。日本語配列のキーボードだからです。

それに慣れきってしまっているが故に、縦幅が狭いエンターキーだと、ブラインドタッチでどうしてもピンポイントで押せないのです。

そのためエンターキーを入力するたびに、そこへ意識が行ってしまい、スムーズな入力を妨げられて、不快感を感じていたのだと思います。

持ち歩きできる軽量なコンパクト Bluetooth キーボードで日本語配列のものはあるか?

Bluetooth キーボードで日本語配列なものは結構ありますが、エンターキーが大きくて、持ち歩きを前提としたコンパクトで軽量なものとなると意外と数が少ないです。

特に軽いものとなると圧倒的に製品が少ないです。個人的にはどんなに重くても300グラムが限界かなと思っています。

私が探した中で、300グラム以下で、エンターキーが大きいタイプのキーボードは以下の種類ぐらいでした。

折りたたみタイプなら MOBO AM-KTF83J

画像は広げたときのもの。3つ折りに折りたたむことができます。

製品のHPはこちら

重量もカタログ値で286グラムと軽量な部類に入ります。何よりも折りたたむと文庫本サイズ程度になるので、バッグに入れておくにはとても便利です。

価格は 7,000円前後で購入できます。こうしたキーボードにしては値段が高めかなという印象はあります。

私のオススメはエレコムの Ultra Slim Keyboard

私はエレコムの Ultra Slim Leyboard (TK-SLP01) を購入しました。

折りたたみはできませんが、軽量でそんなにジャマにならないです。
エンターキーの縦幅がキー2個分あります。

重量はカタログ値で約 211 グラムと大きめのスマホと同じぐらいです。私が探した日本語配列キーボードの中では、最も軽量なキーボードでした。

製品のHPはこちら

折りたたみタイプではありませんが、iPad mini や Huawei MediaPad M5 Lite 8 といった8インチ前後のタブレットと比べてみると、一回り大きいぐらいなので、持ち歩くにはほとんど支障にならないです。

Huwwei の MediaPad M5 Lite 8 との比較。
タブレットの液晶サイズは8インチのもので、サイズ感は iPad miniに近いです。

(参考)英語配列と日本語配列の違い

ITmedia さんの記事の中で、英語キーボードに関する記事があり、その中で日本語配列との違いも書かれていたので、ご参考までに。

記事はこちら


もしかして単純に私のブランドタッチが下手なだけかもしれませんw エンターキー問題も結局は慣れの問題かもしれませんし。

でも、私の場合は日本語配列のキーボードにしたことで、タブレットでの物理キーボードの使用頻度が上がって、重たいノートPCを持ち歩く必要がなくなったので、それだけでもいい選択をしたなと自画自賛していますw