ICレコーダーってそこまで多くの人が持っている印象はありません。
よくテレビドラマでは、交渉などの会話をこっそり録音しておいて、あとで証拠として突き出すというのを見かけます。幸いにして、私は、まだそういう厳しい場面に出くわしていませんが、いずれにしてもそこまで多くの人が持っている印象はありません。
学生や予備校ですと講義を録音するのに使いますし、私も学生時代によく使っていました。後でそれを聴くというのはほとんどありませんでしたがw
最近ですとスマホでも録音できますね。ただ、場面によっては、スマホを目の前で堂々と操作するのが相応しくない場合もあります。
40代のおっさんになって英語の会議を録音するのに使うようになった
既に40代のおっさんとなった私はむしろ今の方がICレコーダーを重宝しています。
というのも、仕事において、英語の会議というのがまあまああって、そこでの会話を録音して後で確認するためです。
アメリカ人と会議をすると、こちらがネイティブでないことを気にかけて、平易な単語で話してくれる人もいる一方で、お構いなしにネイティブスピードでまくしたててくる人もいます。
私がよく会議をするアメリカ人は、私がゆっくり話してねといくらお願いしても、それは最初の2~3文までで、あとはナチュラルスピードになってしまいますw
というわけで、後で内容をフォローするために会議を録音する必要があります。
また、これは気にする必要はないのでしょうが、録音することにどこか後ろめたさを感じてしまうところもあって、さりげなくその存在を感じさせずに使えるICレコーダーが欲しかったのです。
スーツや作業着のポケットに忍ばせておけるペン型ICレコーダーが最適
ICレコーダーには、ペン型またはスティック型と称している製品があります。これらはスーツや胸ポケットに忍ばせておくことを前提とした形状や機能を持っています。
私が現在使っているのも、まさにそれに該当するものです。
こうしたICレコーダーには、以下の機能が搭載されていることが望ましいですね。
- ポケットに入れても気にならない形状であること
- ポケットから出さなくても録音開始・停止の操作ができること
- ポケットに入れて録音しても余計なノイズが入ったり、声が籠ったりしないこと
ポケットにしのばせるということは録音環境としては、少し厳しくなります。
そうした中でもクリアに後を録音するためには、マイクの性能はもちろんのこと、ノイズフィルターの設計といったより高度な機能が要求されると思います。
また、私の場合は、英語の会話を録音するので、再生時も便利に使いたいです。
- 再生速度が自由に調整できる
- 会話を繰り返し再生したい
英語の会話なので、一回で理解できないときは何度も聞きなおしたいですし、そもそも何を言っているか理解できないときはスピードを落として聞きたいです。
音源をPCに移して、PCにあるプレイヤーを使えば、そのあたりのコントロールも比較的しやすいですが、いちいち音源を移さなければならないのは面倒なのでICレコーダー上で完結させたいところです。
Amazonで「ICレコーダー ペン型」で検索をかけると、本当にペンとうりふたつの製品が多く並んでいます。中には、ボールペンとしても使えたりしますw
価格も2000円台から買うことができます。
でも、今回はこれらはパスしました。
録音性能とか再生時の便利機能を今回は重視したのと、再生時のスピードコントロールといった細かな機能のありなしはAmazonの商品説明ではわからなかったりすることは往々にしてありますので。
つづく。