前回はここ。
生まれて初めて大腸の内視鏡検査をしました。
検査当日は、検査の2時間以上前から、計2リトッル以上の洗浄剤を飲み、とにかく便を出しまくって、大腸をきれいさっぱりします。
これが終わって、ようやく病院へ向かいます。
お尻の部分に穴が空いている検査着に着替える
「テレビで見たことあるな」という感じの検査着に着替えます。カメラを入れるお尻の部分に穴が開いている検査着です。パンツ一丁になって羽織ります。
内視鏡は痛いのか?
いよいよカメラ挿入開始。
緊張状態がひどいと事前に鎮静剤の注射が打たれることもあるようですが、私の場合はそんなこともなく肛門付近に感覚を鈍くする薬を塗って、カメラの挿入開始。
ちなみに、カメラは80㎝ぐらい入れるそうです。入れた後で、カメラのケーブルがお腹の中でさらに伸縮していくとのこと。
人によっては、大腸内視鏡の方が痛いと言われる方もいるようですが、私の場合は、そこまでではなかったです。
むしろ、私の場合は、以前経験した胃カメラの方が痛みを感じました。
胃カメラに比べると痛みや圧迫感は少なかったです。胃カメラは、喉で飲み込む部分が最初の関門で油断していると嗚咽しそうにもなりますし、そこを通り抜けても内臓が中から突かれる感じ、押される感じが強かったです。
それに比べると、お腹が膨らむ感じや局所的な痛みは時々あるものの、楽に検査を受けることができました。
カメラを入れやすくするために、横を向いたり、あおむけになったりと体位の変更が頻繁に発生します。大腸の形って複雑なのねと実感。
こればかりは個人差やお医者さんの技量も関係しそうです。相性があるのかもしれませんねw
カメラを入れてから即検査開始ではない
カメラを入れ始めてから、すぐに診察がはじまるのかと思いきやそうではありませんでした。
いったん大腸の先端、小腸の入り口あたりまでカメラを入れて、そこから戻るときに画像を撮影しつつ診察をしていくのです。
なので、カメラを入れてから実際の診察が始まるまで15分くらい、ひたすらカメラを奥に入れていきます。
もちろん、そのときも腸の様子は診察台の横にあるモニターで見ることができるので、お医者さんはある程度のあたりはつけておくのでしょうけど。
で、カメラが戻ってくるときに診察が始まりますが、途中何枚か画像をぱしゃぱしゃと撮られます。
素人にはそのさじ加減はわかりません。幸いにして?、他と比べても変わらない画像でしたし。
でも、写真を撮られるたびに、何か見つかったのではないかと内心ではドキドキしてしまいました。
また、今回、私はなかったですが、生検といって、あやしいところの一部をつまみとって、さらに再検査をするということもされます。そのために、検査前に同意書にサインする必要があったりします。
結果は?
検査結果ですが、肛門に近いところに2ミリの良性ポリープが見つかりました。
検査前はもっと悪い結果になったら嫌だなあと思っていたので一安心です。お医者さんからは2年後ぐらいを目途に再検査してくださいと言われました。
ちなみに、これを痔というのかどうかはわかりませんw
下の画像は後日送られてきた検査結果です。
こういう検査って、基本的に悪いものを見つけることを目的としているので、どうしても悪い結果になってしまうのではないかと考えてしまって、検査から逃げ出したくなります。
また、どこかで「自分は大丈夫」とも思いたくなります。20代とか30代なら健康診断で要精密検査と出ても精密検査を受けなかったかもしれません。実際にまわりにもそういう人は見かけますしね。
でも、私には小さい子供がいるのですが、その子のことを考えると、発見が遅れて取り返しがつかないことになる方がより恐怖だなとつくづく感じるようになったわけです。
ベタかもしれませんが、子どもたちが大人になるまでは大きな病気はしたくないなと思ってしまいます。
今のところ、こうした検査を積極的に受けまくろうとまでは思いませんが、チャンスがあれば逃げることなくチェックはしていきたいなと感じました。
おわり。