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「中年の危機」に見事なまでに襲われたが脱出できた【雑談】

雑談

「中年の危機」ってご存知ですか?

学術的な正確な説明は自分にはできませんが、Wikipedia によると、加齢のよる身体的な変化や、ライフサイクルの変換、職場における変化などによる、心身にストレスがかかり、様々な感情や行動になって表れることのようです。

自分は中年の危機なんか来ないだろうなと思っていたら、見事なまでに来ましたw

40歳前後になると自分の先行きが見通せるようになって、心境に変化が生じる

若いころは明確に意識してはいませんでしたが、会社勤めをしていれば「いつかマネージャになれるだろう」とか「組織の中心として仕事をしているだろう」とか、どこか自分をヒーロー視している部分がありました。いわゆる自己肯定感が強かったのですね。

が、「そうはならないな」と自覚するようになったのです。

元々、今の会社には転職してきたのですが、当初から周りに「すごくできる人たち」が多いなと思っていました。最初は、そういう人たちについていくのが大変そうだと思っていたものです。

慣れるにしたがって、そういう心境はすっかり陰を潜めました。でも、頑張っているつもりなのだけどもそれが報われる機会が少ないとか、同年代の人たちがマネージャやそれより上の階層に抜擢されるのを目の当たりにするとか、自分より下の年代の活躍をみるにつれて「やはりそうか」とあらためて気が付いたわけです。自分も案外、承認要求が強いのだなあと驚かされました。

中年の危機なんか自分には来ないなと思っていましたが見事なまでに襲われた訳です。

会社の中で頑張るだけでは成り立たない世の中になった

会社の中で先が見えてきた以上に、そこで出世すること、がんばることにそこまで意義を感じなくなりました。

最近の社会情勢からして、副業解禁をはじめとして、一つの会社しか知らないことが当たり前ではなくなってきました。また、定年後も働き続ける必要がありそうな雰囲気がビンビンですし、そもそも今の会社に定年までいられるとも限りません。

そう考えると、会社という狭い世界の中で出世して何になるのかという思いの方が強くなりました(そもそも出世できていませんけどw)

会社から出ても自分の武器がないことの方が不安

今、もし会社から放り出されても、再就職できる気がしません。自分の強みを自信をもって言えないからです。

ましてや、商売を始めたり、フリーランスとして活動する、はたまた起業するのは今の自分には論外です。そういう方々と比べて、圧倒的に足りないのは「自分で稼ぐ」感覚が無いからです。

何をすればお客さんに自分を買ってもらえるのか?お金を稼ぐことができるのか?が、経験したことがないから全くわからないのです。その事実に気づいたときに、愕然としてしまいました

会社勤めしている今だからこそ、会社を出るときのための準備ができる

幸いにして、現在は会社に勤めており、生活もすることができています。その立場は、昨今の社会情勢を考えるとラッキーだと思います。この立場を利用させてもらって、会社を出てもやっていけるように自分を成長させたいと思うようになりました。これって今の会社にも迷惑をかける話ではきっとないですし。

そのためにも、自分の武器の発見と強化が大事だと思います。まずはそこからですね。


「会社の中での先行きに詰まる」ことから自分の「中年の危機」は始まりましたが、そもそも会社の中だけの先行きを案じている時代ではないし、それ以上に会社から放り出されたときの方が危ないと気が付いて、その時に備えてチャレンジしなければという思いの方が強くなりました。なので、中年の危機の感傷に浸っている時間はないのだなと。

まだ、自分の中ではこれだ!という確固たる強みは見つかっておらず試行錯誤中ではありますが、このブログでその奮闘記をログとして残す意味も込めて書いていこうと思います。

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