前回はこちら。
ペン型のICレコーダーはそこまで製品バリエーションが豊富ではないです。
大手メーカーでは、ここで紹介するオリンパスとPanasonic の製品ぐらいしかないでしょうか。
オリンパス Voice-Trek VP シリーズ
製品のホームページはこちら。
VP-15という製品の場合、メモリは 4GBです。カタログ値で寸法は17mm×130mm×17mm (最大突起物含まず)、重量は37.5g 。
下記の Panasonic のICレコーダーより一回り太いかなという印象です。
録音レベルを自動的に調整する「ボイスチェイサー」やポケットの中のガサコソ音を低減する「こすれ音フィルター」をウリにしています。その他、録音シーンに応じたモード選択や余計な音を拾わないローカットフィルター機能も謳っています。
再生機能もノイズキャンセルやスピードコントロールなど一通りの機能が揃っています。
製品のWebサイトをみると、下記の Panasonic の製品よりも機能紹介は充実している印象があります。
Panasonic RR-XP シリーズ
Panasonic のペン型・スティック型ICレコーダーです。
2020年2月時点では、RR-XP009という製品が最新機種です。
メモリは8GBです。カタログ値で寸法は 14.8mm×126.0mm×14.8mm (最大突起物含まず)、重量は34gとのこと。
オリンパスの製品より一回りスリムです。
ちなみに、太さの感覚としては、持ち手がしっかりした多色ボールペンぐらいの印象です。
だからといって、使いにくいということはありません。
ちなみに、私は一世代前の RR-XP008 を使っています。こちらはメモリ容量が4GB であること以外は 寸法や重量はほぼ同じで、機能面でも大きな差異はないように思われます。
ちなみに、寸法の「最大突起物含まず」という表記は、主にポケットにはさみこむためのクリップ部を除いた本体部分を指します。
クリップがあると、ボールペンのようにポケットにはさみこむことができるので、これは必須ですね。
録音時に電源を入れなおす必要があるときがある
メイン電源は本体横にスライド式のスイッチです。
電源をONにしっぱなしでも一定時間操作がなければ自動的に電源がOFFになります。
ただし、その状態で録音操作をしようとしても反応せず、いったん電源のスライドスイッチをOFFにしてONに入れなおす必要があります。
これはちょっと不便です。
Panasonic のICレコーダーでおおむね満足
私が、Panasonic の RR-XP008 を買ったときは、ちょうど次の製品が出たタイミングで価格が安くなっていました。
たしかに製品のWebページをみてみると、機能の説明も素っ気ないところがあって、オリンパスの Voice-Trek と比較したときに大丈夫かな?とは思いましたが、全く問題ありませんでした。
「集音機能」「録音シーンセレクト」「ローカットフィルタ」やら一通りの録音機能はそろっています。また、再生時のスピードコントロールなど私には嬉しい機能が入っています。
実際にポケットに入れて録音しても、ポケットのこすれ音やノイズをよく低減できています。
ということで、重要な会議とか、英語の会議があるときは、ICレコーダーで録音したりするのですが、会議の後に聞き直すのが億劫になってしまう自分がいて、これはこれで別の悩みであったりします(笑)
おわり。