前回はこちら。
Apple Watch 3 を使うために、iPhone SE が欲しくなった私は、Expansys というサイトで、セールをやっているのをたまたま見つけ、ついには購入してしまいました。そのときの手順や注意事項を振り返ってみます。
Expansys は会員登録しなくても購入可能。ふつうのショッピングサイトと買い方は同じ。
Expansys での購入の仕方は、ふつうのオンラインのショッピングサイトと大差ありません。が、会員登録不要で購入することができます。海外のサイトでの買い物の場合、一回きりの購入しかしないということはあると思いますので、登録しなくても購入できるのは、案外助かりますね。
買いたいものを探して「買いものカゴに入れる」をクリックすると、
買いものカゴ(バスケット)に入ります。「チェックアウトに進む」をクリックして購入手続きをします。
チェックアウト画面では、支払い方法の選択をします。クレジットカード、銀行振り込み、PayPal、代金引換と多彩な決済手段を提供しています。
PayPal 以外を選択した場合、上の画面の下部にある請求先、送付先住所を入力します。住所は英語表記が必要です。とはいえ、フィールドがちゃんと区切られて、そこに何をかけばいいのかは日本語で書いてあるので、中身をローマ字で書くだけですみます。
カード番号の入力はそのあとです。
住所の入力は英語表記(ローマ字)で
ちょっと話が逸れますが、海外のショッピングサイトでの購入で戸惑うのは、住所の記入です。英語表記の住所は慣れていないですからね。間違って書いてしまって、荷物が届かなかったらと不安になります。
英語表記の基本は、「書き順は住所の後ろから、ローマ字表記で」になります。
上は Amazon.com の住所登録の画面です。住所が 「〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑3」(京都御苑の住所です)だとすると、
- Full name は、名・姓の順で間に半角スペースを入れる。「Taro Yamada」
- Street address は、Cityの後に続く住所を最後まで。順序は後ろから。句ごとにコンマをつけるかスペースを空ける。「3, Kyotogyoen, Kamigyo-ku」か「3, Kyotogyoen」
- City は区・市・町・村。「Kyoto-shi」か「Kamigyo-ku, Kyoto-shi」
- State / Province / Region は「州」なので、日本の場合は入力しなくていいのですが、入力必須の場合はここに都道府県を入れるとかでよい。「Kyoto-fu」
- Zip Code は郵便番号。「602-0811」
- Phone numberは電話番号。正式に書くなら「+」「国番号」「先頭の0を省いた番号」となり、例えば「090-1111-1111」だと「+81-90-1111-1111」となりますが、そのまま書いてしまっても大きな問題にはならないと思います。電話番号は、実際に電話があるとしても、日本の配達業者が荷物の配送トラブル時の連絡先として使うでしょうから。
すごく極論を行ってしまうと、日本にさえ荷物が入ってしまえば、多少、住所の英語表記が不正確だったり順序が違っても届く可能性は高いと考えてよいのかもしれません、だって、日本の配達業者が自宅に届けてくれるから。日本の業者のサービスクオリティはやはり海外に比べると高いです。。。
私の場合、PayPal に登録してある英語表記の住所の順序が実は間違っています(市町村と都道府県が逆)が、これまで数回使っても、ちゃんと届きました。
でも、郵便番号、町・番地、電話番号、名前だけは絶対に書き漏らさないようにしないといけません。これがないと、配達業者でさえ、届け先がわからなくなりますw
支払いは PayPal がおすすめ
海外サイトでの購入の場合、そのサイトが PayPal 対応の場合は、私は極力 PayPal を使うようにしています。
PayPal にクレジットカードを登録しておけば、PayPal 対応のショッピングサイトで買い物をするときは、そのサイト経由で PayPal にログインすることで支払いができ、クレジットカード番号をショップに伝える必要がありません。
私の場合、海外のサイトでの購入は一回きりということも多く、安易にクレジットカード番号を入力したくないからです。なんとなく、海外サイトは誰もが知っているサイト以外は信用度が日本に比べると劣ると考えてしまうのですよね。日本ならどこでも安心かといわれるとそうではないのはわかっていますけど。まあ、リスクはできるだけ避けたいということで。
海外サイトの場合、日本に比べて、PayPal に対応しているところも多いですから、PayPal を使うのがおすすめです。
「PayPal で支払う」を選択すると、別ウィンドウが表示され、PayPal へのログインが促されます。
PayPal 支払いの場合は、配送先住所は PayPal に登録している住所情報を使います。そのため、PayPal 上にあらかじめ英語表示の住所を登録しておく必要があります。住所登録は複数できるので、その中からショップに伝える住所を選択することになります。
無事、支払い処理がおわると注文完了です。
購入後、最速で翌日には発送処理が開始される。
注文後、注文時に入力したメールアドレスにメールが届きます。
Expansys は、日本向けの発送はヤマト運輸に頼んでいるとのことで、クロネコヤマトからもメールが届きます。発送元の香港から日本の配達先まで一気通貫で対応してくれるようです。
香港が休日の場合は、その限りではないとは思いますが、発送は迅速で、私の場合は注文した翌日には、香港の倉庫を出発したようです。
よくよくみると「関税等 1300円」という表記がありますね。
荷物の受け取りの際に消費税の支払いが必要
スマートフォンの輸入には関税はかからないようですが、日本の消費税はかかるらしく、配達時に現金で支払う必要があります。
個人輸入における関税とか消費税の取り扱いに、私はあまり詳しくありませんが、Expansys のサイトにちゃんと説明してあるのでご安心を。説明はこちらで確認できます。
(補足)海外製スマホの注意点
海外製のスマホはほとんどSIMフリーではありますが、これを日本で使用するには注意が必要です。
- 技適を取得していない可能性がある。
- スマホが対応している LTE の周波数帯が自分の契約しているキャリアや MVNO が使っている帯域に対応していない可能性がある。
日本ではスマホのような電波を発する無線機器は技適マークを取得する必要があります。海外製のスマホの場合、正規に日本で販売していない機種は技適マークを取得していない場合が結構あります。日本で売らないのだから、時間もコストもかかることはメーカーはしないという理屈です。詳しい解説はこちらが参考になります。
また、今主流の4Gといわれる LTE にも、いくつかの種類があって、どういう電波を使うかによってわかれます。LTE バンドとか帯域とかよばれるやつです。どのキャリアもバンド1つだけに対応しているというわけではなく、複数のバンドを使用していますが、系統的にドコモとソフトバンク系とau系で分かれます。スマホ側も全バンド対応しているわけではなく、多くはその製品の販売地域やどのキャリアに卸すかによって対応バンドが変わります。
最近では少なくなりましたが、古い機種だと、au 系に対応していないスマホというのが結構ありました。そのため、念のための注意が必要です。ちょっと古いですが詳しい解説はこちらが参考になります。
Expansys には日本人のスタッフもいるとのこともあってか、日本語のサイトも充実しています。個人輸入にはなりますが、購入してから自宅に届くまでの一連の流れの説明も丁寧にされていて、そんなに悩むことなく安心して購入することができました。