去年(2018年)、au の回線を契約しました。
最初は、既にもっているSIMフリーのスマホを使おうと思っていたのですが、当時は、au が販売したスマホ以外で回線を使う場合は、別途「LTE NET for DATA」(月額500円)の契約が必要で、しかも、データ通信は従量課金制だったので、通信すればするほど料金がかかるという、非常に残念な状況でした(公式では)。
「公式では」と書いたのは、ネットを探すと、au 用の APN 設定情報( LTE NET 用)が出回っていて、それを設定することで、au でもともと契約していた契約プラン(フラットプラン20とか)の枠内で使えたようです。
一方で、iPhone の場合は、Apple Shop でSIMフリー版の iPhone を正規販売していることもあってか、プロファイルをインストールすることで、au 回線を問題なく使えていたのですよね。。。
au も2019年の7月から LTE NET の APN 情報を公開した
特にプレスリリースに出すわけでもなく、しれっと、au のサポート情報の一つとして、いつのまにか公開されていました。私も、たまたま、auの新しい料金プランをみようと思ってサーチしていたら、たまたま見つけた感じです。
au の APN 設定に関するお知らせはこちら。
Android の場合は、下記を設定すれば、au 回線が使えます。今後、これが変わることはないとは思いますが、念のため、上の au のサポート情報をご確認ください。
APN 名 | uno.au-net.ne.jp |
ユーザー名 | 685840734641020@uno.au-net.ne.jp |
パスワード | KpyrR6BP |
認証タイプ | CHAP |
ちなみに、IT mediaにこれに関する記事が掲載されていました(こちら)が、そちらにも「たまたま見ていて気が付いた」と書いてありましたw
なお、au との契約時に、au が販売しているスマホを購入しなくても契約可能にもなったようです。
ドコモは、早くから回線契約時にSIMフリースマホで使いたい旨を申し出れば、端末を購入せずとも契約できた。
ドコモはいち早く、MVNO 向けの回線貸し出しをやっていたせいか、SIM フリースマホをドコモの契約の枠内で使えるということを早くから提供していました。
ドコモの関連ページはこちら。
既にドコモ契約中であれば、APN設定さえちゃんとすれば、比較的容易に使えると思います。
これから契約する場合でも、契約時に窓口にスマホ本体を持ち込めば、契約できます。
一点だけ注意があるとすれば、スマホは技適マークを取得している必要があるということです。今もそうかはわかりませんが、私が契約時は、そのスマホが技適を取っているかの提示を求められました。
スマホが技適取得しているかを確認するには
Android の場合
「設定」-「端末情報」を開くと、メーカーによって、多少違いはありますが、下記のような画面が出てきます。
この中の「認証」をタップすると、下の画面が出てきます。
いろいろとマークがあるうちの真ん中にある郵便マーク(〒)みたいのが技適マークです。
iPhone の場合
「設定」-「一般」-「法律に基づく情報および認証」とたどってくると確認できます。
まあ、iPhone の場合は、この画面を見せるということはそもそも発生しないとは思います。
私が MNP でドコモに移った2016年当時は、まだそういうケースが少なかったせいか、窓口の担当者がよくわかっていなくて、説明するのにとても時間がかかりました。 まわりにいるスタッフも知らずに、 自分のスマホでドコモの当該ページを開いて見せて、それでも確証が取れなかったらしく、どこか本部に電話をかけて確認した結果、ようやく契約OKとなりました。
SIMフリースマホをドコモや au 回線で使えるというのは、やはりうれしいものです。端末を選ぶ選択肢が増えますからね。あとは、料金がもっと安くなってほしいなあ。。。