会社で毎年健康診断がありますが、今年初めて検便で引っかかってしまいました。
便に血が混じっているという便潜血反応にヒットしたわけです。
要精密検査ということで、なんと大腸に内視鏡を入れて大腸の様子を直診する必要があるとのこと。なんといいますか、いきなりのステップアップ感がすごくてビックリしてしまいました。
普段、お医者さんとは無縁で生活していると、いきなり精密検査を受けなさいと言われると急に怖くなりますよね。
知らなかったのですが、大腸の内視鏡検査をする場合は、そのための準備が大変なのですね。胃カメラの場合は、前日の20時以降は絶食にすればいい程度ですが、大腸の場合はそれだけではありません。
以下の経験は私が受診した病院の場合です。医療機関によってはやり方が異なるかもしれませんのでご注意ください。
検査の10日以上前に説明を受けに行った。
病院に電話をして検査の予約をしました。その際に、事前に検査に向けての説明を聞く必要があるとのことで、検査とは別の日に病院へ行きました。
またその際に採血をして、感染症の有無をチェックを受けました。B型肝炎やC型肝炎ウィルスに感染していないかを調べるそうです。
説明の際に、検査前日や当日に服用する下剤や大腸をきれいにするための薬剤をもらいました。
さらに、検査前日の食事は指定のものを食べてくださいということで、あわせて病院内の売店でミールキットを購入してきました。
検査の3日前から食事に気をつける
検査当日には大腸の中身をきれいさっぱりにする必要があるとのことで、3日前から食事に気をつけるように言われました。
特に消化の悪い食べ物は控えてほしいとのこと。腸にいつまでも残りやすいだけではなく、消化器への負担を軽減して腸のうごきを穏やかにする目的もあるようです。
病院からもらった説明書によると、以下の食べ物の摂取は控えるようにとのことでした。
- 食物繊維の多い野菜類(ごぶう、さつまいも、ほうれんそう、かぼちゃ、にらなど)
- きのこ類
- 種のある果物(いちご、キウイ、スイカなど)
- 海藻類
- 豆類
が、これだけあると何を食べればいいのかわからなくなってしまいますw
おススメとしては、白米、鶏肉、うどん、白身魚、卵などと書いてありました。
私の場合は、これらを食べすぎないようには気をつけはしましたが、検査前日を除いてはそこまで厳密に気を付けたわけではありませんでした。
が、わざわざ注意書きがしてあるということは本当はよくないことなのだろうと思います。
検査前日は食事内容が決まっている
検査前日の昼食から食事内容が指定されます。
検査用の専門食を食べなさいとのことで、私が検査を受けた病院の売店で、エニマクリン というキットを購入しました。
エニマクリンの説明書を写真にとってみました。こういう食は他にも種類はあるのでしょうが私が検査を受けた病院ではこれだけ販売されていました。値段はたしか1000円ちょっとぐらいでした。
昼はウィダーインゼリーのようなゼリー食とウェハース2枚。
間食としてビスコ1袋。
夕食はお粥、おかず(豆腐ハンバーグ)とみそ汁。
これだけだと、さすがにお腹も空いてきますが、味は意外と美味しかったです。
昔の美味しくない病院食のイメージを持っていたせいでしょうか、技術の発展はすばらしいと感動しましたw
また、食事の際には、必ずコップ一杯の水を飲用するようにも指示されました。
夕食後、下剤を服用
検査は午前中だったので、前日の夕食は20時までにして以後は絶食。
ただし、お水やお茶は飲んでもよいと指示されました。むしろ意識して飲んでくださいと言われました。便を出しやすくするためなのだそうです。
夕食後、指定された下剤を服用。
病院で聞いた説明によると、下剤はいきなり便意を催してくるのではなく、明日の朝に効いてくるようになっているとのこと。また下痢のときみたいにお腹が痛くなるわけではないとのことでした。
下剤と聞くと、無理やり便を出させる薬というイメージがあって、ちょっと怖かったのですが、たしかに当日もお腹の張りとか腹痛が出るようなことはありませんでした。個人差はあるかもしれませんが。。。
こうして前日から本格的な検査準備をするのですが、当日の朝は、病院へ行くまでにいろいろとやることがあります。こちらの方がきつかった。。。