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Fitbit Ionic の使い心地を勝手にレビュー~その3 アプリ連携編

スマートウォッチ

Fitbit Ionicを使いこなすには、スマホ専用アプリの存在が不可欠。Fitbit アプリとの連携機能についてのレビューを書いてみます。

Fitbit のスマホアプリ。起動時にまず表示されるダッシュボードはカスタマイズ可能。

スマホとは Bluetooth常時接続にしていた方がよい。

スマホのバッテリーの減りが心配だったりしますが、スマホとの同期品質を維持するためには、Bluetoothとの接続は常に有効にしておいて方がよいです。

自分の場合は、これを有効にしていないと、スマホへの通知が Ionic に飛んでこなかったり、心拍や歩数のデータのスマホへの送信ができなくなることがそこそこ発生しました。使っているAndroid スマホとの相性はあると思いますが、スマホと同期をしないというのはそれはそれでストレスに感じますので。

電池の持ち具合については、スマホでゲームをするとか、動画を見るとかの方が電池消費という点では圧倒的だよねえということで割り切っています。

心拍数や歩数は定期的にスマホに同期。食事の記録などは手入力が必要。

Fitbit Ionic で計測される心拍や歩数データは自動で定期的にスマホに同期されます。もちろん、Fitbit スマホアプリから同期処理をかけることもできます。

ただし、食事の記録は手入力が必要です。ただ、食べ物を入力するとデータベースからカロリーを検索できるようになっているので、カロリー管理は楽です

ある日の食事の記録。こうやって記録されるとなんかうれしいw

コンビニで売っているおにぎり、サンドウィッチや弁当の多くはデータベースに登録されていますし、ファミレス、ハンバーガー、ラーメン屋さん等のチェーン店のメニューも多く登録されています。

ちょっと悩ましいのは、家庭で作るような食事の記録ですね。一般的なメニューももちろんデータベースに登録されています。ただ、家での食事って、時々、昨日の残り物とかをちょっとだけ食べたりしたりするとか、量もまちまちだったりするので、そのカロリーをちゃんと記録するのは難しかったりします。まあ、どうしようもない気はしますが。

何らかの理由で厳格なカロリーコントロールが必要でない限りは、カロリーの正確さにはあまりこだわらないぐらいのほうが気楽に取り組めてよいと思います。

データは Fitbit のサーバーに保存されるので、別のデバイスからも確認できる。

Fitbit スマホアプリを最初にセットアップするとアカウント作成が求められます。Ionic 等の活動量計・スマートウォッチからスマホに同期されたデータや、食事や体重などの自分で入力したデータは、Fitbit のサーバーに転送されます。

これにより、スマホを機種変更しても、活動量計デバイスを変更したりしても、以前の記録をちゃんと引き継いで使用を継続することができます。これ、ログをためるという観点では地味にうれしかったりします。

Fitbit の Web サイトからログインすることで、Web 上でも自分の活動ログが見ることができます。Web からだと、過去の実績がまとめて見ることができるので、意外と重宝します。

Fitbit のWebサイトにログインすると、過去の記録がグラフで見ることができる。
一覧性があって、これまでの活動を振り返るには重宝します。

通知は Charge2 のころから比べると雲泥の差。

電話の着信や LINE の着信などスマホに通知されるものを Ionic にも通知することができます。

以前使っていた Charge2 の少なくとも初期は、この通知機能がとにかく貧弱で、LINE などの着信通知を Charge2 に表示させるには一苦労だったりしましたが、Ionic では相当改善されました。

電話の着信や SMS の受信以外にも、スマホにインストールしているアプリのほぼすべての通知をIonic に送れます。(なお、私は Android スマホを使用しています。)

自分は電話着信、Gmail、LINE、あとは Google カレンダーの通知を有効にしています。Google カレンダー等のスケジューラーの通知を Ionic にさせるのは便利。リマインダーを通知してくれることになり、Ionic の場合はバイブ機能で確実に知らせてくれるので、ちゃんとリマインダーとして機能してくれるのですよねw

時計の文字盤やアプリのインストールはスマホから。

Ionic の時計の文字盤やアプリケーションのインストールはスマホアプリからできます。スマホアプリからお好みのものを探し出して、Ionic にインストールします。有料のものもありますが、無料で入手できるものが多いです。

時計の文字盤やアプリの数は、う~ん、どうでしょうか。 Apple Watch と比べるのも酷な気はしますが、数は少ないです。スマートウォッチとして、いろいろなアプリをインストールして使いこなそうという使い方をしたい場合は、Apple Watch や Wear OS 搭載のものを使った方がよいと思います。

自分の使い方は、時計の文字盤は気分転換に時々変えたりするくらいで、アプリはデフォルトで入っているもの以外にインストールしていません。使っているアプリもエクササイズ、アラーム、タイマーぐらいだったりするので、スマートウォッチ的な使い方は残念ながらできておりません。

Fitbit スマホアプリの動作はもっさりしているかな

Fitbit スマホアプリの動作は全体的にもっさりしています。ただし、自分のスマホのスペックは2018年初頭でロースペック~ミドルスペックに位置するような Android で、かつ格安 SIM であり通信品質も多少劣るので、そのせいかもしれません。

Fitbit スマホアプリでは一番重たい、遅いと感じる部分は、時計の文字盤とアプリの検索・選択画面の部分。せっかく意気揚々と気分転換として時計の文字盤を変えようかなあといろいろと探そうとしているのに、その画面がかなり重いので、だんだん気分が盛り下がってきますw

通信頻度が多すぎるのか、サーバー側のレスポンスがとにかく悪いのか、テンポ良く操作はできないです。こうした使い勝手がもっと洗練されてくるともっと良い製品になると思うのですけどね。

でも「活動量計+α」として大満足。

Pebble を買収して スマートウォッチへの転化を模索している Fitbit ですが、スマートウォッチとしては発展途上といったところだと思います。

でも、Ionic は活動量計としての出来は良く、アプリでのライフログの管理も含めて、自分は満足しています。通知機能も Ionic で十分よくなったので重宝して使っています。「活動量計+α」という使い方ではありますが大満足です。