ランニングのときの汗がリュックにしみ込むのをなんとかしたい～背中用のパッドを装着するのがよさそう

週に2～3回ほど、会社帰りにランニングをして家まで帰っています。いわゆる帰宅ランです。着替えや小物を入れておくためにトレラン用のリュックを背負って走っています。

私がもともとが汗かきのせいか、いつも汗で全身がびしょびしょになります。当然、リュックにもその汗が伝搬してしまって、背中のパッド部を中心に汗で濡れてしまいます。

これから冬になっていくので、それでも汗の量はマシになってきますが、夏場なんかはそれはもうひどいものです。

何が困るかって、リュックが汗臭くなることです。このリュックを背負い、昼間はオフィスに置いておくことになるので、周りの人に迷惑をかけているのではないかとｗ

ということで、少しでも軽減できないかなと思いました。

結論としては、リュックが体に密着しない状態にできれば、汗が伝搬することはないと。

ミネルバのエアーメッシュパネル

最初に試したのはこれでした。メッシュ状のパッドです。これをリュックの背中部に取り付けることで、リュックが体に密着することを防ごうというものです。

サイズは S, M, L, XLの４サイズがあります。

厚さは公称値はわかりませんが、5 mm ～ 6 mm 程度です。

サロモンの TRAIL 20 なら Mサイズ、TRAILBLAZER 30 なら M サイズだと縦方向が若干足りないので L サイズだと安心という感じです。

メッシュ構造になっていて通気性がしっかり確保されています。

が、実際に使ってみると、多少はリュックの背中に汗が伝搬します。誤解を恐れずに書けば、「つけていないよりはマシになる程度」と考えたほうが無難です。

というのも、私の場合、背中にずっとリュックを背負った状態で小一時間ほど走っています。そのため、走っているうちに飽和して汗の逃げ場がなくなる気がします。

このメッシュパッドの素材も、プラスチックではなく布系で、水分を吸収するものなので、その水分の許容量を超えると汗が染み出してしまうのはやむを得ないのかなと思います。

もっと良さそうなものはないかなあと思って、Amazon を検索してみたら、その名も「汗とおるく君」という商品が見つかりました。

こちらはプラスチックフレームタイプです。厚さは見た感じ1㎝ぐらいかなと思います。

上記のメッシュパッドより厚みがありスカスカなので、背中とリュックの間の空間がちゃんと確保されます。そのため、汗がより伝わりにくくなります。

見た目、重量感があるように見えますけど、ほとんど気になりません。プラスチックということもあって、背中に背負った時の装着感はあります。

でも、通気性が抜群なので、すうっと背中に風が抜けるのを感じがして、なんだか不思議な感じがします。

若干気になることといえば、ネジが金属なので、使い続けているとそこが錆びそうだということと、プラスチックフレームがリュックのパッド部および背中に擦れる状態になるので、パッドなり衣服が傷まないかなあと思います。数回使った感じでは特に気にはなりませんでしたけど。

せっかく２つ購入したので、今は、エアーメッシュパネルと汗とおるくんの合わせ技で使っています。サロモンの TRAILBLAZER 30 に装着しています。

見づらくて恐縮ですが、汗とおる君の上にエアーメッシュパッドをつけています。

この状態で走ると、さすがに汗はまったくリュックに伝搬しません。夏場がどうなるか楽しみです。

よくリュックを洗濯機にかけてもよいのか？という疑問がありますが、ふつうの衣服を洗濯するような感じでしてしまうと、他の衣服に色移りするかもとか、パーツが壊れるかもという可能性はあるようです。

私も正解はわかりませんが、いわゆるデリケートな衣服を洗濯するのと同じ方法なら、洗濯機を使っても大丈夫ではないでしょうか。

つまり、

ということをして洗濯すればよさそうです。

それでも取れない汚れ、私の場合はリュックの中の底部が汚れていることがありますが、こういう場合は、自分で中性洗剤を使って手洗いしてもいいでしょう。

メーカーは違いますが、モンベルのホームページに、バックパックのメンテナンスの話にはなりますが手洗い方法が詳しく解説されています(こちら)。大いに参考になります。

正直にいいますと、自分でリュックを手洗いするのが面倒くさく感じていて、横着してしまい、背中にあてるパッドを探して購入したというのが真相ですｗ

それでも、実際に使ってみると、やはり限界がありそうだということがわかりました。

でも、こうしたパッドをつかうことで洗う頻度を少なくできることは間違いなさそうです。特に夏場は汗の量が尋常ではなくなりますので、役にたちそうです。