英語の発音の勉強は大切だとよく言われますよね。
その理由として、自分で正しく発音できない音が聞き取れるわけがないという説明をみかけます。
とにかく発音記号が苦手だった
辞書とかで英単語を調べると、その横に英語の発音記号も併記されていることが多いですが、私はどうも、この英語の発音記号というものが苦手なのです。
何度見ても、記憶に残らず、どのように発音するのかわからなくなるということが多々ありました。
私はこれまで発音の重要さを十分に認識しておらず、おろそかにしていたのも一因ですが、正しい発音がわかっていないという理由が大きかったように思います。
発音の勉強本は意外と難しい?
巷には、英語の発音に特化した様々な書籍が販売されています。
その全てに、発音時の口や下の形がイラストや写真で示してあるとともに、文章としても説明してくれています。また、多くの書籍に音声CDが付属していて、正しい発音を聞くことができます。
が、私の場合、それだけだと自分の発音のやり方が正解なのかわからないのです。イラストや写真は発音の瞬間を切り取った静止画なので、発音しはじめから終わるまでの一連の動きがわかりません。そのため、イラストで図示されているような口や舌の形にどうやって至るのかわからないときがあります。
「DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本」が役にたった
ということで、動画をみて発音が学びたいなあと思って探した結果、私は「DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本」(ナツメ社)という書籍に出会いました。
内容はよくある発音練習本ですが、自分にとって嬉しいのは、付属のDVDで、発音そのものが動画で確認できるだけでなく、その解説もちゃんと動画上でされていることでした。これ、意外と盲点でした。
音声CD付きの教材の多くは、CDには英語の発音部しか録音されておらず、本で解説を読みながら音声を聞かないとならない場合がほとんどですが、この本の場合は、DVDだけをみれば解説も聞けて、発音の練習もできます。
例えば、こんな感じ。
発音記号の発音の仕方を、順序を追って動画で解説してくれます。
発音のやり方の説明も丁寧だと思います。
ちなみにこの先生は日本語も非常にお上手ですw
その発音記号が含まれた単語の発音もしてくれます。
動画のボリュームを考えるとコスパは抜群
DVDに収録されている動画は、下記のボリュームです。
- 母音26音の練習(43分39秒)
- まちがいやすい母音の練習(18分48秒)
- 子音24音の練習(38分17秒)
- まちがいやすい子音の練習(16分23秒)
合計すると、2時間近くのボリュームがあります。
本の価格が 2,200円+税 ですので、価格の割にはとてもコスパが高い教材だと思います。私の場合は、DVDの動画を mp4 に変換してスマホに入れて、移動中やスキマ時間に見ています。これなら繰り返し勉強するのも楽にできますので、定着もしやすいのかなと思います。
ちなみに、この本には音声CDもついています。私は動画の方を重宝して、CDの方は聞いたことはないですがw
あとは自分の発音が正しいかどうかをどうやって判定してもらうかですが、これについては最近、興味深いものを見つけました。
つづく。