最初の1周目はがんばって全文やるけど2周目からはどうする?
理想的には教材の英文をすべてなめるのを何度もやるのがいいのでしょうが、2周目以降、「さすがにこの文は簡単すぎるでしょ」とか「まあ間違わないよね」という文章も、すべからく等しくこなしていくのも、なかなか骨が折れます。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の場合は全部で800文弱あります。これをすべてなめていくのは、それだけで相当な時間がかかるのも事実です。40代のおじさんになってくると、集中力も落ちます。なので、どうしても効率的にやりたくなります。。。
そこで英作文単語帳を作った
自分の場合は単語帳を作りました。日本語の文章とそれに対応する英文を単語帳形式で作っていきます。
まずは、全文を一周してみて、スムーズに英文が作れなかった文章やちょっと引っかかる文章をピックアップしています。こうしてリストアップされた日本語文と英文の組み合わせを一つずつ単語帳に書き出していきます。
私の場合、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」でピックアップしたところ、307個もありました。こうしてみると、簡単だと思っていた中学校レベルの英語でさえ、頭の中で英文を瞬発的に組み立てて声を発していくのは案外難しいものだなと実感しました。
手書きで単語帳を作るのはつらいのでスマホアプリを活用
単語帳を手書きだと作っていくのはつらいです。なんだか学生の頃を思い出します。そういえば、学生のころも単語帳を作るのが億劫でしたw でも、デジタルで作成・管理できると楽だろうなということで、なにかよいスマホアプリがないかなあと探しました。
スマホアプリとして公開されている単語帳の多くは、スマホ上でしか単語登録ができないものが案外多いのですよね。仕事柄、パソコンのキーボードの入力は難なくそれなりの速度でできますが、スマホのフリック入力はとにかく苦手なので大変です。
そのため、私の場合は、パソコンで作成したデータをインポートできれるタイプのアプリがあると理想的でした。
最初は自分でスマホアプリを自作しようかとも考えましたが、アプリストアを探したら、どんぴしゃのアプリがありました。本当にこれを開発された方には感謝です。
Androidの「シンプル単語帳」アプリで単語帳を作成する
私が使わせてもらっているスマホアプリは「シンプル単語帳」です。無料で利用することができます。アプリ起動中に広告が表示されますが、最初の単語帳一覧画面でしか表示されず、単語帳の中身の表示の際、広告は出てきませんので、邪魔に感じることは全くありません。
「シンプル単語帳」ではもちろんスマホ上でも単語帳の作成はできますが、CSV形式のデータをインポートすることができます。
なので、私の場合は、
- PC 上で CSV 形式で単語帳データを作成する
- GoogleドライブやUSB接続経由でスマホに CSV ファイルをコピーする
- シンプル単語帳アプリを起動してコピーしたファイルをインポート
という手順を経て、単語帳を作成・登録しました。
もちろん単語帳としても使いやすい
「シンプル単語帳」アプリは単語帳としてもちゃんと基本が押さえられていて、覚えた項目にチェックをつけると次回からチェック済みの項目はとばしてくれたり、単語帳の並びをランダム表示してくれたり、アプリ名称のとおりシンプルで使いやすいです。
単語帳を作るという作業自体はそれはそれで大変ではありますが、いったん作っておくと、紙の単語帳を持ち歩く必要もなく、スマホ一つで自分のオリジナルの学習ができるというのは大変助かります。
英語の学習用の教材は、英作文以外のものもありますので、それぞれに教材を持ち歩くのは案外つらいです。そのため、スマホ上に一つにまとめられるという利点はとても大きいです。しかも、スマホで勉強するというのは、いかにも現代的な感じもしますしねw
つづく。