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物事が継続するようになったキッカケとなったのは一冊の本に出合ったから【雑談】

雑談

中年の危機」で先行きの不安を感じて、何か興味があることをちゃんと身に着けたいなあと思って、いろいろと取り組みはじめています。

英語の勉強もその一つだったりします。今の会社・今の部署では海外の人たちとやりとりが発生することもあり、英語がちゃんとできるに越したことはないなと思ってはいて、若いころから時々本屋で英語の勉強本を買って、勉強をはじめてはみるが、長続きせず三日坊主になるを繰り返す日々でした。

「夏休みの宿題」型の性格は物事が続かない

自分の性格は、夏休みの宿題型です。つまり「何か必要に迫られないとやらない」とか「毎日コツコツ積み重ねるのが苦手」な性格なのです。

こういうタイプの人間は、何かをはじめて、それを継続することは結構大変だと思うのです。興味本位からスタートするのは良いとしても、すぐにモチベーション切れが起きてしまって、長続きしないことが多々あるからです。私の人生を振り返ってみると、そんなことを繰り返していますw

魔法のメソッドはないけど、一冊の本がやる気に火をつけた

正直に言います。そんな人間がいきなり何かを持続できるようになる魔法のメソッドはないと思います。自分の性格からして「必要性を感じればいい」のですが、たまにビジネス書でみかけるような単にルーティンを実践する程度では、まずやる気は湧きおこらないです。

Amazon の Prime会員には、Prime Reading という 一部の電子書籍が無料で読めるサービスがあります。たまたま、その中で「ダントツになりたいなら「たったひとつの確実な技術」を教えよう(エリック・ベルトランド・ラーセン著)」という本を見つけました。この本はユーザー評価も高かったこともあり、どうせ無料だからということで読んでみたのです。

出典:Amazon より

この本は、スポーツ選手などのメンタルコーチをつとめている著者が、最高の状態のメンタルを作ったり、それを維持するための考え方やメソッドを紹介しています。

時間がないことに気づいた

その本の最初の方にこんな一節が紹介されていました。

いつか自分は死ぬ

「20年後には、したことよりしなかったことの落胆のほうが大きい。安全な港につないだ縄をほどいて、船を出せ。貿易風を帆にとらえろ。冒険し、夢をいだき、発見するのだ」

マーク・トウェイン(作家)

やる気になるための一手段は、時間は有限だということに気づくことだということです。

この部分はちょうど会社での仕事がうまくいかず、中年の危機に悩んでいた自分にささりました。これまでのように「流れにまかせて」「なんとかなる」ではなく、自分から何かをつかみにいかないといけないと思いました。特に今の自分は、会社から放り出されたとしたら何も武器はないのですから。

たぶん、20歳台や30歳台前半ぐらいな「何を大げさな」と考えたと思います。でも、今の自分には身にしみました。世の中には、自分の余命をカウントダウンするアプリや、余命を表示してくれる実際の腕時計がクラウドファンディングしていたこともありますが、その存在理由も理解することができました。

自分の残り時間を意識することは自分の尻に火をつけてくれたと言えます。


ビジネス書って、どこか信用できないところが自分にはあって、特にハウツー本は「ふーん、そうなんだ」という程度にしか感じなかったことも多々ありましたが、ちょうど自分の置かれた状況にマッチして、妙に腑に落ちたといいますか、読んでよかったと思える本でした。